ESL Katowice Royale Fortnite 2019 初日を見た感想
はじめに
昨日、フォートナイトの世界の強豪100人が集う ESL Katowice Royale Fortnite 2019 が始まりました。私の知る限りでは、日本人が初めて参戦する本格的な世界大会となります。日本からは、Crazy Raccoon のクレイジーラマ選手とリズアート選手が参戦しました。
Crazyラマ🦄 (@CrazyLlama0) | Twitter
CR-RizArt_O ✈️🇵🇱ESL (@RRRIZART) | Twitter
初日の結果
初日はソロで７マッチを行い、全試合の合計ポイントを競う形式となります。優勝はアメリカの Vinny1x でした。クレイジーラマ選手は70位、リズアート選手は99位でした。アジア勢では韓国の Meta SinOoh が25位で最高位でした。Liquid Poach など世界の名だたる強豪もいい結果を残すのが難しい、かなりレベルの高い大会となりました。
結果一覧については下記リンクから確認できます。
大会を見ての感想
大会の数日前にシーズン８が公開されたため、新しいマップや移動手段への対応などに、十分な事前準備ができない難しい環境ではあったと思いますが、世界の強豪は確実に結果を残したなと思いました。新環境への柔軟な対応力というのがプロに求められる重要な資質のひとつと改めて感じました。
もう少しアメリカ勢が上位を占めるかと予想していましたが、思っていたほどではありませんでした。アメリカ以外の国の選手のレベルもかなり高いことを証明した形になったと思います。
クレイジーラマ選手は、アジアのスクリムでも安定した結果を出している選手なので、上位に食い込むのを期待していましたが、かなり厳しい結果となりました。世界で戦うためには、これまでとは違った戦略が必要になってくるのかなと思います。とても賢い選手なので、今回の経験を機に、更にレベルアップするのを期待しています。
リズアート選手については、年齢も若く、世界大会の経験もないため、メンタルコントロールができず、自ら崩壊してしまったという印象です。普段の配信を見ていても気分のムラが大きいように感じていたので、想定できた結果ではありました。今後は、高いレベルの中で確実な結果を残すメンタルと立ち回りが必要になると思います。まだ若い選手でポテンシャルは高いと思いますので、チームのサポートを受けて、更に活躍するのを期待しています。
この選手が見たかった
今回は主催者の招待枠という形で日本代表が決まったようですが、個人的には GameWith の Nephrite 選手が見たかったです。彼はゲーム内のハイレベルなイベントを「配信しながらガチで挑んでしかも結果を残す」というところにとても好感が持てます。最近好きになった選手のひとりです。
高いレベルの試合は見ていて本当に楽しいので、日本のプロ選手の皆さんには、もっとゲーム内イベントにガチで挑んでほしいと思っています。
さいごに
４月からいよいよ、賞金総額1億ドルの Fortnite World Cup が始まりますね。日本のプロ選手の皆さん、上位入賞目指して頑張ってください！
